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大利根酒造有限会社

大利根酒造店頭
社名 大利根酒造有限会社
郵便番号 〒378-0121
住所 群馬県沼田市白沢町高平1306-2

- 蔵の紹介 -

大利根酒造外観

大利根酒造の会社としての創業は明治三十五年ですが、この場所で酒造りが始められたのは江戸時代中期にまでさかのぼります。
屋敷内には、酒造りの神様である松尾様を祭った石宮がありますが、その碑文に「元文四年」(1739年)の文字が刻まれています。
当時は流通手段の少なかった時代ですから、この土地で出来た米の二次加工品として、酒が醸造されていました。
弊社は奥利根の山々に抱かれた、尾瀬ふもとの小さな酒蔵です。小規模だから出来る手造りの味に取り組み、この地の自然や風土に根付いた『地』の酒造りを伝承して参りました。
大自然の恵み、そのひとしずくから生まれた生粋の地酒。寒造りの爽やか呑み口、芳醇な香味、風雅な酔い心地をお試し下さい!

酒銘「左大臣」のいわれ
二条天皇(1143年〜 1165年 )の御代、時の左大臣藤原常房の次男、尾瀬三郎藤原國卿は、平清盛の策略によって都を追われ、越後の七日市から現在の湯之谷村を経て、燧ヶ岳麓の岩穴に住み着きました。
三郎は六尺豊な偉丈夫、文武両道に秀で、里人も気さくに交わり、一緒に雑穀の濁酒など呷ったので、「オゼノサダイジン・尾瀬の左大臣」と親しまれたと伝えられます。
弊社は、尾瀬のふもと唯一の造り酒屋なので、「オゼノサダイジン」に肖ろうと、酒銘を「左大臣」にいたしております。

左大臣

 

- 酒造り -

大利根酒造蒸し

大利根酒造のお酒は、澄んだ空気。緑深い山々。清冽な流れ。大自然の恵み、そのひとしずくから。
大自然に育まれ、伝統手法により醸し出された手造り地酒の逸品です。
土地には、その土地の生活、風習が守り続けられ、そこでしか味わえない文化と伝統があります。そんなふるさとの中にこそ、いま見直されつつある失われた「こころ」があるのではないでしょうか。日本酒も同じです。土地には、その土地で守り続けられている酒造りがあり、風土にあった深い味わいがあるのです。

酒造りこそ「こころ」を伝える作業に他なりません。「地」の酒蔵だからこそ、酒造りのまごころを伝えることができるはずです。
弊社は、奥利根の山々に囲まれた、尾瀬ふもとの小さな酒蔵です。越後杜氏の伝統手法により小規模蔵 ならではの小仕込みで、独自の地酒造りを伝承して参りました。放冷機とヤブタ以外の機械設備は使わず、米は和釜で蒸し、寒造りのみで醸します。
出来上がったお酒は搾ったあと、基本的に濾過はせずタンクで10日から2週間休ませ澱引きをします。澱引きした上澄のお酒、澱が混ざった澱がらみ、それらの生酒、火入れなど、純米吟醸酒のバリエーションや変化を楽しめる商品造りをしています。

大利根酒造_澱引き

 

- 蔵元・杜氏 -

蔵元・杜氏:阿部倫典

東京農業大学卒業後、蔵に戻って先代杜氏である越後杜氏の後を継ぎ、大利根酒造初の蔵元杜氏となる。
NPO法人『地球温暖化防止ぐんま県民会議』の理事長を務めており、カーボンオフセットをはじめとするSDGsにも積極的に取り組んでいます。
自然豊かな沼田の地の、大利根酒造でも井戸水として使用している尾瀬水系の水を守るために、「左大臣 純米酒」は、近隣の みなかみ町須田貝(すだがい)の森林によるカーボンオフセットの認証を取得しました。
これにより、お酒の製造・運搬によって排出される二酸化炭素が、この森林による吸収量によってオフセットされるので「左大臣 純米酒」を呑んで頂くことで利根川上流の森林が整備され、いのちの水をおいしく保つことに貢献します。


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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売いたしません。
20歳未満の飲酒防止のため年齢確認をさせて頂いております。予めご了承ください。