沓掛酒造株式会社
社名 | 沓掛酒造株式会社 |
---|---|
郵便番号 | 〒386−0043 |
住所 | 長野県上田市下塩尻35 |
- 蔵の紹介 -
江戸元禄年間(1688〜1704)に創業し、長野県上田市下塩尻の千曲川と虚空蔵山(標高1076.9m)に挟まれた北国街道沿いにて酒造業を営んで300余年になります。
創業者は「沓掛権右衛門」。あまりお聞きにならない「沓掛(くつかけ)」という姓ですが、蹴鞠に由来があり、5代目の沓掛権右衛門は江戸城で開催された蹴鞠の大会にも招聘されるなどの腕前であったとされており、沓掛家には蹴鞠の衣装(装束・沓[靴])等が受け継がれ、現在上田市市立博物館に収蔵されております。
蔵の環境ですが、盆地である上田市の夏は35度を超えることが少なくありません。かわって冬になると長野県のイメージとは違い雪は少いですが、気温は年によってマイナス13度まで下がります。
そのような環境下の中、基本的に冷蔵設備は使わず長野県上田市の気候と共に酒造りを行っております。
- 酒造り -
沓掛酒造では長野県産米と上田の菅平水系の水での酒造りを中心に行っております。
特に、地元上田市産の米では、塩田地域の「美山錦」、鹿教湯温泉の「ひとごこち」、武石地域の「山恵錦」など長野県生まれの酒造好適米3種を契約栽培しており、信州上田の風土を感じていただける酒造りを目指しております。
先人たちの知恵と技術を受け継ぎ、新しい手法を取り入れながら弛まぬ努力で酒造りを続けて参ります。
毎年、寒さ厳しい冬の間、蔵人たちは皆様へ最高のお酒を届けられるよう酒と真摯に向き合います。
- 蔵元・杜氏 -
18代目蔵元 沓掛正敏 (写真左) ,杜氏 沓掛浩之 (写真右)
【18代目蔵元 沓掛正敏(兄)】
昭和59年生まれ。音楽教員を目指し音楽大学を出て、2013年に実家の蔵元に戻る。
2021年11月より創業300余年「沓掛酒造」の代表。
長野県の昭和59年度生まれの蔵元のユニット「信州59年醸造会(通称「59醸[ごくじょう]」)のメンバー。
音楽経験を生かして音楽を聴かせるなどの商品をリリースしています。
【杜氏 沓掛浩之(弟)】
前大杜氏の教えを受け、2015年より杜氏就任。沓掛家の者で創業以来初の蔵元杜氏となります。